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母は小学校を6回転校したそうです。 人付き合いがその頃から苦手な母は友達がなかなか出来なく 一人の時間を読書や絵を描いて過ごし、楽しんでいたそうです。 その習慣というのか生活が身に染み付いていたのでしょうね。 元気だったころの母は群れになることを好まず、 独りで行動する人でした。 ですから近所の人たちとお茶を飲むとか 一緒に出かけるなんて事はしませんでした。 「たまには一緒に出かけてみたら?」と勧めても 「一緒に行くんだったら家族とがいいし、一人のほうが気が楽だから」 とテレビを見たり本を読んだり猫相手に家に居る人でした。 月に何度か仙台に出かけウィンドーショッピングを楽しみ 帰りには近くの喫茶店でお茶を飲み、1時間ほどカラオケで 歌って来ることもあったようです。 それも一人です。 「一人が気楽」が口癖でした。 ですから私などは母は孤独に強い人だと信じておりました。 でも違ったのですね。 病気のせいもあるのでしょうが 私が面会に行くまで、側にいる人を捕まえては 「なんかお話して」と頼んでみたり 「まだ行かないで、帰らないで」と引き止めたりしているそうです。 看護師さんの間では 「寂しがり屋のお話好きの久美ちゃん」と申し送りされているようです。 |
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